理系の知識を生かせる仕事とは
大学や高校へ進学するときには大きく「理系」「文系」というふうに進学先を区別することになりますが、実際にはそれぞれの「系」の中にも複数の分野があります。
同じ「理系」であっても進学先となる学部学科としては、数学、物理、化学、生物、地学といった基礎的な学問をするとことの他、情報科学や医療、電気、工学、土木、建築のように具体的な職業に直結する技能を学ぶところもあります。
理系分野の学問に共通しているのが修了をすることにより専門的な技工のスキルを身につけるということができるということで、必然的に就職先には総合職よりも専門職が多くなってきます。
そのため理系出身者が選ぶことができる職業の幅は大変広く、自分の専攻分野で得たスキルを使用する仕事に就くことで長い将来にわたってキャリアの積み上げをしていくことができます。
就職だけでなく転職でも求人数は多くあるため、自分のライフプランに合った仕事を考えていきましょう。
理系専門の求人サイトも存在する
しかし求人数が多いという理系においては、逆に将来への道が数多く存在しているため選ぶときに迷いも生じやすいということになります。
そこでぜひ利用をしてみてもらいたいのが、理系の職業専門の転職支援サービスのサイトです。
理系専門の求人サイトといえば、医師や看護師などの医療系のものが有名ですが現在では他の分野の求人も専門的に取り扱うサイトも増えてきています。
理系専門のサイトでは医療系以外の技術職を中心に取り扱っています。
同じ理系技術職であっても、実際の職務によって必要になる技能や資格が異なってくるため、そうした専門分野ならではの質問や悩みについても相談に乗ってもらうことができます。
逆に自分が就職をしたいと思う職種がハッキリ決まっていないという人にとっても、転職をすることでキャリアアップをする方法についてキャリアアドバイザーから助言を受けることも可能です。
自力で求人を探すよりもずっと効率的に仕事を探すことができるので、まずは登録などをしてみるとよいでしょう。
理系求人のここが困る
私自身理系出身であり何度か転職を経験しているのですが、中にはかなり苦い思い出として残っている失敗例もあります。
1番失敗だったと思うのが理系専門のサイトではない一般向けのサイトを利用したことです。
一般向けの転職支援サービスサイトにも理系向けの技術職はたくさん掲載されているのですが、大手のサイトになるほど数が非常に多く自分の技術にあったものを探すのが難しくなってしまいます。
またそこに出ている求人の全てとは言いませんが、技術の蓄積が重要になる理系の仕事において一般向けに求人を出している企業というのは得てして離職率が高く、就業環境が劣悪であることもよくあります。
実際一般向けサイトの求人に応募して面接まで進んだところ、面接官の方がほとんど私の経歴についてはふれず「いつから来れる?」といったすぐにでも来て欲しいという態度をとられました。
危険な感じがしたので結局そちらの内定はお断りしましたが、やはりいくら職探しに焦っている時期であっても飛びつくように決めてしまうというのはかなり危険だと言えます。
きちんと理系の仕事について理解をし、キャリアを伸ばせるところを選んでもらうためにもキャリアアドバイザーの存在は他の分野より重要度が高くなります。