就職活動で陥りがちな失敗とは?
就職活動として分類できる活動内容は数多くありますが、どんな方法をとったとしても最終的には希望する就職先から内定をとることができればそれは成功した活動ということになります。
今どきは学生もかなり若いうちから就職活動についてはシビアな考えを持っており、小中学生の頃から高い意識を持って希望する職種に就くことができるような勉強をしていたりします。
しかし就活期間が長引く傾向がある一方で、数十社以上にもおよぶような数の求人に応募をして何度も面接を受けているのに、一向に内定が出てくれないという悩みを持っている人もよく見かけます。
就活で大切なのは「目的」と「手段」を間違えないようにするということです。
就活期間が長くなり、その方法もテクニカルになってくるとついつい就職活動をすること自体が目的になってしまい、「内定をとる」という最終的な目標を見失ってしまうこともあるので注意が必要です。
自己分析がしっかりできていないということも
現在では就職活動についてのノウハウがしっかりと確立しており、学生課や人材会社が主催するセミナーなどに行くことで就職活動における模範的な方法を教えてもらうことができます。
しかしそれは裏返すと、自分自身で就職をするということについて深く考えて自分の適性を分析していなくても、一般受けする受け答えの方法を覚えることができてしまうということになります。
模範的な回答はどれだけしっかり覚えていても、結局それは本人の内側から出てきたものではないため上っ面だけの志望動機となってしまい、そこが決め手となって内定が取れないということにもなります。
面倒なことのようですが、この自己分析を早い段階で終えているかどうかでその後の就職活動をブレずに行って行くことができます。
自分自身のことをしっかりと内省し、自分の言葉で説明できる志望動機を考えてみてください。