自己PR

自己PRが思い浮かばない人向けのポイント

自己表現に悩んでいませんか?

就職活動をしてはいるけれどもなかなか思うような内定をとることができないという人にありがちなのが、「自己PRの方法がわからない」ということです。

学歴も高く、実務的な資格もある、身なりもしっかりしているし言葉遣いもきちんとしている。

なのになかなか内定が受けられないという人は実はそれほど珍しくなかったりします。

「実力主義」や「即戦力」がこれからの就職におけるキーワードとは言われているものの、企業の採用担当者はまだまだ本人の技能よりも「人」を重視しているところが大半です。

特にここ最近では「コミュニケーション能力」ばかりが重要視されている傾向もあり、本当はとても誠実で真面目な性格をしている素晴らしい人材であっても、それをうまく表現する力が足りないばかりに周囲から誤解され正当な評価を受けられないということもあります。

裏返すと本来的な仕事能力や深い知識がある人よりもとにかく周囲に対して自己表現を的確に行う人の方が社会的に重用されるということでもあるので、個人的には苦々しく感じるところです。

しかしコミュニケーション重視傾向の良し悪しはともかくとして、希望の職種に就職するためのテクニックとして存在しているならまずはその攻略法を考えていくしかないため腹をくくることにしましょう。

自己PRはまず自分に自信を持つことから

自己表現がうまい人というのは、自分がそれまでやってきたことを周囲に上手に訴えることができる能力があります。

逆に言うと自己PRが下手な人というのは決して努力が苦手であったり行動力がないというわけではなく、自分がしてきた経験を周囲に「素晴らしいものだ」と思わせる訴求力が足りていないということになります。

自分がセールスマンになったと考えてもらいたいのですが、もし自分が販売する商品が本当に素晴らしいと思えるものであれば周囲にも「これを買うといいことがありますよ!」と自信を持って販売することができるでしょう。

しかし逆に自分がこれから売るものが粗悪品だと思えているときには、セールスをしてもどこか力が入らず、売り込みをしながら心のどこかで「こんなもの買うなんてかわいそうに」といったことを思っていたりします。

就職活動というのはいわば自分という商品を売るセールスということでもあるので、まずは自分自身に自信を持って、相手に「こんないいものを買わないなんて大損ですよ!」という気持ちで売り込みをしていくようにしましょう。

自分に自信があると自然と自己PRになる部分もわかるようになり、相手に伝えたいポイントもまとめることができるようになります。
また成功体験だけでなく失敗体験を乗り越えたエピソードもアピールポイントとして活用することができます。

「失敗から何かを学び取り、次に活かせた経験である」ことが大前提。指導を受け、言われたまま改善したのではなく、再発防止のために何か取り組んだ経験をアピールしましょう。
(引用)保育士の求人・派遣なら保育のお仕事

壁にぶつかってしまった時でも乗り越える能力があるかは、面接する側にとっても重視するポイントになります。

自己表現が苦手な人におすすめの本

とはいえ突然「自分に自信を持ちましょう」と言われてはいそうですかと実行できる人は少ないでしょう。

そこでヒントとしてぜひおすすめしたいのがベストセラーにもなった有名な書籍である「嫌われる勇気」です。

参考>>「嫌われる勇気」について

就職活動と心理学は一見無関係のようですが、この「嫌われる勇気」は自分自身にどうしても自信を持つことができないという人に直接的に訴えるとてもわかりやすい内容となっています。

「自由とは他者から嫌われることである」という言葉が示すように、自分に劣等感を持っているうちは自分の持っている良い所が見つけ出しにくいものです。

就職活動全般に悩んだ時にも便利な哲学的な思想も多く織り込まれている本なので、まずは一読してみることを強くおすすめします。