・仕事をしていない期間が長い
転職をする上で、応募して面接を受ける人もいろいろなことを検討して応募する企業を選びますが、募集している企業も、応募者のことが気になるのは当然のことです。
採用側は応募者の情報を、履歴書や職務経歴書などで把握することしかできないので、履歴書に気になる点があれば、面接時にその点について問うと思います。
その中でも気になるのが、仕事をしていない期間が長いという点です。
前職を退職したのがかなり前である場合、それまでの間何をしていたんだろう?と疑問を感じます。
仕事をしていない期間が長いことには、それぞれに理由があると思いますので、その理由を正直にいえば問題ありませんが、採用側に不安を抱かせないような言い回しをすることが大切です。
例えば、前職を病気やケガなどが理由で退職した場合、無職の期間は療養していたということになりますが、ただ療養していた、ということを伝えるだけだと「入社してもまた体調を崩して働けなくなってしまうのでは」と、採用側は不安になってしまいます。
体調を崩して療養のため退職し、今までを療養期間に当てていたが、現在はきちんと完治しているので、入社後はしっかり働くことができる、というアピールを含めた言い回しをすることで、採用側も安心できるでしょう。
そのほか、転職活動をしていた場合でも、それ以外に何もしていなかったとなると、あまりよい印象を与えません。
転職活動中に、何かスキルアップのために勉強をしていたのであれば、そういったことをぜひ積極的にアピールしてください。
・アルバイト経験が長く、正社員で働いた期間がない
実際に多いと思うのですが、音楽活動や脚本家を目指しながら、生活のためにアルバイトをしていたので、正社員歴がない、というケースがあります。
正社員経験がない人は、採用側も不安になると思われますので、アルバイト経験が長いことについて面接で質問を受けたときは、前述した活動をしていたことを正直に伝えましょう。
これは決してマイナスイメージになるとは限らず、ひとつの目標に向かって頑張っていたというアピールにつながります。
ただし、現在は正社員としてしっかり働いていく気持ちである、ということをきちんと伝え、それらの活動が入社後に採用企業に迷惑をかけることはない、という点を理解してもらうことも大切です。
マイナスイメージにつながりやすい点については、正直に伝えた上で入社後はしっかり働くことができる、ということを採用側に理解してもらえれば、採用に影響することは少ないと思います。
答えにくい質問をされたときを想定しながら面接の練習をして、いざというときのためにしっかり準備しておきたいですね。