・お世話になった人に、ちょっとしたお菓子を添えて挨拶を
会社に勤めていて、退職する人から菓子折りのお菓子を配られたことがあるという経験がある人は多いと思います。
お世話になった気持ちを込めて、退職時にお菓子を配るということはいろいろな会社で行われていますので、自分が退職するときも、お菓子を用意して最後に配りながら挨拶して回りましょう。
・お菓子はどんなものを選べばよい?
お菓子を選ぶときは、いくらくらいのものを選べばよいか悩む人が多いようです。
一般的には3,000円程度が妥当だといわれていますが、3,000円といっても、10個入りで3,000円のお菓子もあれば、20個入りで3,000円のお菓子もありますよね。
その人の気持ちの問題ですが、多くの人は20個入りで3,000円程度の商品を購入しています。
お菓子を選ぶときは、必ず個包装されているものを選び、できるだけ賞味期限が長いものを選びましょう。
手渡したくても、営業に出ていたり出張に行っているなど、その場で渡すことができない人が必ず出てきます。
その人が次回デスクについたときにもおいしく食べられるよう、賞味期限の長いものを選ぶことは重要です。
実際に配られているお菓子として人気があるのは、チョコレートや個包装の小さいケーキなど、洋菓子が多いです。
大人でチョコレートが嫌いという人は少ないので、チョコレート系のお菓子は多いようですね。
和菓子が少ない理由としては、賞味期限が長いものはおかきや煎餅など、お世話になったお礼としてはちょっとチープなイメージが強く、そのほかの和菓子は賞味期限があまり長くないということが挙げられます。
洋菓子の方が包装もおしゃれですし、高級感があるので、退職の挨拶に合っているかもしれません。
・手渡すときのマナー
出社してすぐに退職の挨拶に回るのは不自然なので、お菓子を配るときは退社の数10分前ほどからが望ましいです。
できれば、部署内の人の予定を確認しておき、その人がデスクにいるときに渡すことができるとよいと思います。
1人1人のデスクを周りながら手渡すときは、「今日が最終出勤日」ということを伝え、お世話になったお礼をいいます。
相手からいろいろな話題が出てくると思いますので、会話をしながら退職の挨拶をしてください。
終業時間中ですので、あまり話が長く鳴らないよう、全員にお菓子を手渡します。
ただ、確認しても退社前にすべての社員がいるとは限らないので、どうしても手渡しできない人にはメモを添えてお菓子を机に置いておきましょう。
退社については事前に把握しているでしょうし、メールで退社の挨拶を送る人も多いと思われますので、メモについてはごく簡単でかまいません。
これまでお世話になったお礼を書き添えることを忘れずに。